ファンダメンタル分析

経済指標にはぜひ注目

 

為替相場は経済指標に反応して動く傾向にあります。

 

小さなものでは0.1円ほどということもありますが、
大きなものでは1円程度も動くことがあります。

 

その為、FXで利益をあげたり、損失を抑えたりする為にも、
経済指標にはぜひ注目しましょう。

 

さらに、事前の予想値も押さえておくべきポイントです。
経済指標は予め専門家によって予想値が立てられており、「マーケット予想」または「市場予想」とされます。

 

この予想値も押さえておく理由は、為替変動の要因が、経済指標として実際に発表された数値そのものではなく、予想値と実際の数値の乖離で決まりやすい為です。

 

ただ、実際に発表された数値が「マーケット予想値」よりも
良かったからと言って、必ずしも相場が好転するわけではない点については、注意したいところです。
経済指標が発表される時期において、その時経済に重要とされる項目が
何であるかによって経済指標の相場への影響度も変わってきます。

 

また、為替相場が反応する「経済指標」は、発表される項目によって重要度が異なります。
重要度が高い経済指標としては「雇用統計」「FOMC(政策金利・声明)」「GDP」「小売売上高」などが挙げられますが、FXを始めたばかりの方が経済指標を活かせられるようになるまでには、やはり少し時間がかかります。

 

一口に経済指標といってもいろいろな項目がありますので、まずは、どの経済指標がどのような事を表しているのかを知ることから始めてみましょう。

 

経済指標と為替相場の関係|ファンダメンタルズ分析の経済指標記事一覧

重要度が高い経済指標に「雇用統計」があります。FXをされている方なら発表日は必ず押さえておき、為替相場の変動に対応できるように備えましょう。米国アメリカの雇用統計の発表は毎月第1金曜日に発表されており、特に「非農業部門雇用者数」と「失業率」が注目されます。米国非農業部門雇用者数非農業部門雇用者数とは、給与が支払われた人数を集計したものです。農業者や経営者、自営業者の人数は含まれていませんが、企業で...

米国消費者物価指数(CPI)とは消費者が購入する主な商品やサービスの物価の水準を数値化したものです。その為、インフレの傾向がうかがえる経済指標のひとつとなっており、金利と深い関係がある為FXでも注視されています。また、消費者物価指数では衣服、住宅、食料品、医療費などさまざまな項目がありますが、食料品とエネルギーは季節的な影響で価格が変動しやすい為、この2つを除いた「コア指数」が特に重要視されます。...

生産者物価指数(PPI)は消費者物価指数(CPI)と同様にインフレの動向を見るのに欠かせない経済指標のひとつです。消費者物価指数(CPI)が主な商品のサービスの物価の水準を表しており、生産者物価指数(PPI)は国内販売業者の販売価格の水準を表しています。つまり、この両者は密接な関係にあり、FXに参加するうえでインフレや、インフレに伴う金融政策の動向をうかがう為にも合わせて見ておきたいところです。生...

米国の中古住宅の販売に関する経済指標は、サブプライム問題以降に、より注目されるようになった指標です。予想値との乖離が出やすく、為替相場が予想以上の反応を示すこともありますので、見逃せない経済指標です。中古住宅販売系の指標には、「中古住宅販売件数」と「中古住宅販売保留」の2つがあります。■米国中古住宅販売件数販売に関する契約および所有権の移転まで済んでいるものです。毎月下旬頃に発表されます。■米国中...

新しい住宅を建てる等の、住宅関連した需要はその後、家具や家電の購入といった消費活動に繋がる為、景気変動の先行き性が高いと言われています。つまり、住宅に関連した経済指標はFXでも重要度が高い経済指標とされているのです。■米国住宅着工件数建設が始まった一戸建てや集合住宅などの新築住宅の件数を表したものです。ただし、公共住宅は含まれていません。■米国建設許可件数「ここに住宅を建設しても良いですよ。」とい...

米国の経済指標はFXでも注目度が高いです。経済指標にはさまざまな指標がありますが、特に住居を建てたり売ったりといった住宅に関する指標は景気の動向と繋がると見られているため、重要視されています。住宅に関する指標にもいくつかの種類があります。今回ご紹介する「新築住宅販売件数」の他に「中古住宅販売件数」「中古住宅販売保留数」「住宅着工件数」「建設許可件数」の計5つは経済動向の先行き性が高い指標として重要...

ISM(アイエムエス)製造業景況指数は、米国で発表される経済指標の中でも、発表時期が最も早い指標です。また、80年以上続く歴史の古い指標でもある為、注目度は高いです。指標の集計はアンケート結果によるものです。アンケートはISM(全米供給管理協会)より、製造業の購買担役員に対して行います。アンケート実施対象となる製造業者は300社以上で、「新規受注・生産・雇用・入荷遅延・在庫」の5つの項目を前月と比...

「ISM(アイエムエス)非製造業景況指数」は重要度の高い米国経済指標のひとつです。先のページでご紹介した「ISM製造業景況指数」に似ていますが、発表日や統計の対象も異なりますので、混同されないようにご注意下さい。米国ISM非製造業景況指数の発表日は毎月第3営業日です。アンケートを取り、景気動向指数を算出すると言う方法は先のISM製造業景況指数とよく似ています。アンケートはISM(全米供給管理協会)...

フィラデルフィア連銀指数(フィラデルフィア連銀製造業景況指数)は、米国フィラデルフィア地区製造業の経済活動や景況感を、数値化した経済指標です。米国フィラデルフィア地区とは、ペンシルバニア州、ニュージャージー州、デラウエア州の3つの州をさします。景況指数は、実施したアンケートの回答結果を数字に表したもので、内容は「1ヶ月前と比較した現状」と「6ヶ月後の期待」です。項目は「就業者数・失業率・新規受注、...

米国「鉱工業生産」は、毎月中旬、15日前後に速報値が発表されます。鉱業の生産動向に関連したもので、製造業、鉱業、電力ガス業を網羅しています。相場に対する影響力はやや高めといったところです。しかし、製造業部門の生産性がうかがえる指標になっていますので、ぜひチェックしておきたいものの1つです。また、鉱工業生産指数はGDP(国内総生産)に占める割合が高く、相関性が高いという点から、経済全般の先行きを見る...

米国「耐久財受注」とは、耐久財の受注数のことを指します。また、耐久財とは耐久年数3年以上の消費財の事で、例えば自動車・航空機・家電製品・家具などがこれにあたります。似たような経済指標には製造業新規受注がありますが、耐久財受注の方が早いタイミングで発表されるため、投資設備関連の先行き指標として注目されています。耐久財受注の内訳は「新規受注・出荷・在庫・受注残高」などで構成されており、それぞれの数字が...

米国の数ある経済指標の中でも絶対に押さえておきたい経済指標の1つが「小売売上高」です。為替相場への影響度が高く、それだけに注目度も高いです。「小売売上高」の発表後は相場が動くと考えておいていただいた方が良いでしょう。相場が変動する可能性が高い為、このタイミングでうまくトレンドに乗っておきたいところです。米国「小売売上高」とは、小売業の売上に関する指標です。つまり、個人が消費にどれくらいの支出をした...

米国「個人所得・個人支出」は、簡単に言えば個人の所得が分かる経済指標です。推移が好調であれば(所得額が上昇すれば)消費活動に繋がる可能性が高くなると考えられる為、注目されている経済指標のひとつとなっています。ただし、個人の所得といっても、給与額とは異なりますのでご注意下さい。ここで言う個人所得とは、給与や賃貸収入、利子、配当金といった収入額から社会保険料を控除した金額を指します。つまり、個人が受取...

相場への影響度、注目度、米国「GDP(国内総生産)」は絶対に見逃せない経済指標の1つです。米国「GDP(国内総生産)」とは、アメリカ内で新しく生み出された財やサービスの付加価値額を合計したものです。新たに生み出されたものということなので、前回GDPを作成した以降に生まれた財やサービスの付加価値の総額だと言えます。GDPはいくつかの項目によって構成されていますが、その中でも「実質GDP」「名目GDP...

米国「消費者信頼感指数」とは、消費者に対してアンケートを行い、その結果を「現状指数」と「期待指数」として数値化したものです。調査・発表はともにアメリカの民間調査機関である「コンファレンスボード」によって行われます。対象となる消費者は5000人、アンケートは「現在」と「6ヶ月後」の景況感についてのものです。「現在」については「経済・雇用」、「6か月後」については「経済・雇用・所得」という内容になって...

「ミシガン大消費者信頼感指数」はアメリカにあるミシガン大学社会調査研究所が消費者に対して行う「消費者マインド」に関するアンケートの調査結果を数値化した経済指標です。発表もミシガン大学によって行われています。アンケートは無作為に選ばれた500人を対象に行われます。対象者が消費者ということで、景気動向を把握する指標の1つとされています。毎月、確定値の前に速報値が発表されていますが、速報値では300人、...

米国「貿易収支」とは、輸出額から輸入額を引いたものを指します。輸出・輸入ともに政府と民間の合計で算出されており、経常収支の悪化や好転が分かります。注目度の高い指標の一つで、特にドルが中長期的に値下がりしている時には更に注目が集まりやすくなります。ちなみに、アメリカは1980年に行われた経済政策をトリガーとした「双子の赤字」という問題を抱えています。双子の赤字とは、財政収支と経常収支の両方が赤字にな...

「対米証券投資」Treasury International Capital System(TIC 又は、TICS)とは、米国の証券に対して国外からどれだけの投資額があったかを表した経済指標で、これを見る事によってアメリカの海外資金への依存度や、資金が世界でどのように動いているのかをうかがうことができます。相場への影響度はさほど大きくない指標ではありますが、アメリカが抱える貿易赤字や経常赤字といっ...

「雇用統計(米国)」の2日前に発表されるのが「ADP(エーディーピー)雇用統計」です。これは、2006年取り入れられた米国経済指標の中でも新しい指標で、注目度はまださほど高くはありません。「ADP雇用統計」は4000万人の給与データから算出されるデータで、統計は民間大手の給与計算会社である「ADP社」によって行われています。また、発表も「ADP社に」よるものです。「雇用統計」に先立って発表される為...

「景気先行指数(米国)」はその名の通り、景気先行指標として重要度の高い経済指数で、先行指数・一致指数・遅行地数の3つで構成されています。これは、コンファレンスボードが他の経済指標を総括して作成しています。用いられる経済指標には週平均失業保険申請件数や週平均労働時間、消費財受注、非国防資本財受注、などがあり、先行指数・一致指数・遅行地数などの項目によって用いられる指標が違ってきます。景気の動向を測る...

「シカゴ購買部協会景気指数(米国)」とは、シカゴ購買部協会から発表される、同地区製造業者へのアンケート結果を数値化した指標です。アンケート対象は、シカゴ地区にある製造業の購買担当者です。50%を上回るか下回るかが景気動向分岐の目安となっており、50%を上回れば景気拡大、逆に50%を下回ると景気後退が懸念されます。「シカゴ購買部協会景気指数」と似た経済指標に「ISM製造業指定数」がありますが、「シカ...

「NY連銀製造業景況指数」は、その名の通り、ニューヨーク地区(NY連銀の管轄地区)の製造業の景況感を数値化した経済指標で「エンパイア・ステイト景況指数」とも呼ばれることがあります。製造業の景況を表す経済指標には、「NY連銀製造業景況指数」の他にも「ISM製造業指数」、「フィラデルフィア連銀製造業景況指数」、「シカゴ購買部協会景気指数」などがあります。いずれも各地域の製造業を対象にアンケートを行い、...

「新規失業保険申請件数(米国)」とは、米国で新規に失業保険を申請してきた件数を表したものです。景気の影響を受けやすく、景気が拡大傾向の時には指数が少なくなり、景気が後退の傾向になると指数は増えます。景気を反映したように推移する為、「新規失業保険申請件数」は景気先行指数にも用いられています。「新規失業保険申請件数」の発表は毎週木曜日です。米国の主要とされる経済指標の中でも毎週発表があるのは「新規失業...

「輸入物価指数(米国)」は、名前のとおり、輸入したモノの物価水準を、2000年を100として可視化したインデックスです。調査の対象は4000品目にものぼります。「輸入物価指数」は、「消費者物価指数(CPI)」の先行き指標としても用いられます。小売やサービスの価格を表した「消費者物価指数(CPI)」が「輸入物価指数」に連動するように反応を見せる傾向があるためです。これは輸入した商品が消費者に与える影...