為替相場は経済指標に反応して動く傾向にあります。

小さなものでは0.1円ほどということもありますが、大きなものでは1円程度も動くことがあります。

その為、FXで利益をあげたり、損失を抑えたりする為にも、経済指標にはぜひ注目しましょう。

さらに、事前の予想値も押さえておくべきポイントです。

経済指標は予め専門家によって予想値が立てられており、「マーケット予想」または「市場予想」とされます。

この予想値も押さえておく理由は、為替変動の要因が、経済指標として実際に発表された数値そのものではなく、予想値と実際の数値の乖離で決まりやすい為です。

ただ、実際に発表された数値が「マーケット予想値」よりも良かったからと言って、必ずしも相場が好転するわけではない点については、注意したいところです。

経済指標が発表される時期において、その時経済に重要とされる項目が何であるかによって経済指標の相場への影響度も変わってきます。

また、為替相場が反応する「経済指標」は、発表される項目によって重要度が異なります。

重要度が高い経済指標としては「雇用統計」「FOMC(政策金利・声明)」「GDP」「小売売上高」などが挙げられますが、FXを始めたばかりの方が経済指標を活かせられるようになるまでには、やはり少し時間がかかります。

一口に経済指標といってもいろいろな項目がありますので、まずは、どの経済指標がどのような事を表しているのかを知ることから始めてみましょう。

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