前のページでは成行・指値・逆指値といったFXの基本的な注文方法をご説明しましたが、FXで利用できる注文方法にはその他にも、条件を組み合わせた方法などもあります。

例えば、IFD(イフダン)という注文方法です。

これは、狙ったレートで買い、さらに狙ったレートで売る、の2つの注文を入れられる方法です。

IFD(イフダン)注文
今のレートから一旦下がるのであれば買いたい、といった時に利用できます。

現在1ドル=100円であったと仮定し、この時1ドル90円になるのであれば買って、さらに95円で売りたいと考え、IFD注文を入れたとします。

そうして、90円で買いの注文が成立すると、95円で売りの注文が指値として入るという具合です。

また、指値と逆指値を同時に注文できるOCO(オーシーオー)という方法もあります。

OCO(オーシーオー)注文
この場合、約定するのは実現したどちらか一方となり、一方が成立した時点でもう一方は無効となります。

さらに、指値注文の後に相場が上下どちらに動いても対応できるIFO(アイエフオー)注文という方法もあります。

IFO(アイエフオー)注文

■画像引用先:【OANDA JAPAN】(OANDAラボ)

例えば、1ドル=90円になったら買い、その後95円か85円で売りたいというような注文方法です。

これは、最初の買い注文が成立した以降に、指値と逆指値の両方が構えているというイメージになります。

IFD注文とOCO注文の特徴を合わせたような方法だと考えて頂くと分かり易いでしょう。

この他にも、いろいろな条件を組み合わせた注文方法がありますので、うまく利用されてみて下さい。

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